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    早稲田塾特別公開授業「くらしと経済シリーズ」

    早稲田塾で「特別授業」(全6回)が行なわれました。 一昨年に続き、2回目の試みです。(2008.2.10-3.16)

    テーマ
    講師
    玄田有史(東京大学社会科学研究所教授)
    斎藤  修(一橋大学教授)
    浅見泰司 (東京大学教授)
    櫻川昌也 (慶應義塾大学教授)
    竹中平蔵 (慶應義塾大学教授)
    花堂靖仁(早稲田大学ビジネススクール教授)

    コーディネーター 堀岡治男(経済知力フォーラム専務理事)

    「経済には唯一の正解はない」

    2008年03月09日(日) 竹中平蔵・慶應義塾大学教授

    第5回目の授業が早稲田塾秋葉原校で行なわれました。
    講師は竹中平蔵・慶應義塾大学教授、テーマは「くらしと経済・政策」。

    竹中先生は、「まずは自己紹介から」と自らの生い立ちについて語りはじめ、一生懸命働く人が豊かになることができるような社会を作りたいと思ったのは高校時代だったこと、ハーバード大学での経済の授業が興味深かったことなどを紹介。

    次いで、「経済」については次の3つのポイントが重要であると解説。
    豊かになることは大事だという意味で「経済」は重要であること、掴み所がないと思われがちだけれど「経済」は身近な問題であること、「経済」には唯一正しい答というものはないこと。たとえば、「唯一の正解がない」ことについては、「もし君たちが早稲田塾の経営者だったとして、少子化で塾生が減少しはじめたらどうするか。

    「1.学費を上げる、2.学費を下げる、3.変えない」という3択問題を提起し、その理由を生徒たちから聞き出して、「いずれも正しい答だ」とその理由を解説しました。

    さらに、「経済が豊かになる」ということは「所得が増えること」だとし、 60 年代の高度成長期には 10 %成長だった日本経済が 90 年代には1%成長に落ちてしまったこと、 2001 年から 2002 年にかけてはマイナス成長だったことを説明した後、数式(算数)を使って経済成長のメカニズムをわかりやすく解説するという本格的な授業が展開されました。

    政策の話では、大臣経験者でなければわからない閣議の様子など興味深い話が盛りだくさんで、会場に詰めかけた満員の生徒たちはノートを取りながら熱心に聞き入っていました。教室に入りきれない生徒たちは、1階上の教室でモニター画面を見ながらの授業参加でした。


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