早稲田塾特別公開授業「くらしと経済シリーズ」
早稲田塾で「特別授業」(全6回)が行なわれました。 一昨年に続き、2回目の試みです。(2008.2.10-3.16)
テーマ |
講師 |
|---|---|
| 玄田有史(東京大学社会科学研究所教授) | |
| 斎藤 修(一橋大学教授) | |
| 浅見泰司 (東京大学教授) | |
| 櫻川昌也 (慶應義塾大学教授) | |
| 竹中平蔵 (慶應義塾大学教授) | |
| 花堂靖仁(早稲田大学ビジネススクール教授) |
コーディネーター 堀岡治男(経済知力フォーラム専務理事)
「バブルとは何か?」
2008年03月02日(日) 櫻川昌也・慶應義塾大学教授
2008 年3月2日(日)の午後、第4回目の授業が早稲田塾秋葉原校で行なわれました。講師は櫻川昌也・慶應義塾大学教授、テーマは「くらしと経済」、サブタイトルは「バブルとは何か?」。
「バブル」とは「泡」のことで、いずれははじけてなくなってしまうもの。しかし、実はみなさんはバブルのお世話になっている――そう言って櫻川先生は、財布から1枚の1万円を取りだす。そして、製造原価はせいぜい 100 円くらいの紙切れである1万円札が、「紙幣」として1万円の価値を持つのはなぜなのかと問いかけ、それ自体、価値がないとわかっていても、みんながなぜか価値があると思えば価値を持つ、それがバブルだと説明。
次いで、「株価はどう決まるのか」の説明で数式(「資産価格の裁定式」)が使われると、一瞬唖然とした表情の生徒も。委細かまわず、櫻川先生は授業を続け、株価にバブルが発生しやすい仕組みをわかりやすく解説し、貨幣が「よいバブル」だとすれば、株や土地には「悪いバブル」が生まれやすいとまとめました。
授業終了後の感想文には、「数式が出てきて途中で焦りました」「計算が難しくて……」「数式はぶっちゃけ意味がわからなかった」という生徒もいる一方で、「数式を使うことによって少しわかりやすかった」「少し難しかったですが、目からウロコでした」「授業すべてが面白かったです」という感想もあり、なかなかチャレンジングな授業でした。
(4/6)
