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    京都市立西京高校付属中学「特別授業」

     10月22日から27日にかけて、京都市立西京高校付属中学で「特別授業」が行なわれた。
    対象は、すでに昨年の「特別授業」で「経済のしくみ」を学んでいる3年生。今年は「グローバリゼーションと経済」を大テーマに、A組は「金融危機」、B組は「日本の貿易」、C組は「地球温暖化問題」について勉強した。
     11月11日から27日にかけて、2年生を対象にした「特別授業」が行なわれる。全員が「イントロダクション」を学んだあと、それぞれのクラスに分かれて、「仕事と給料」「環境」「金融の仕組み」について勉強する。

    テーマ
    講師
    地主敏樹(神戸大学経済学部教授)
    内藤登世一(京都学園大学経済学部教授)
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)
    大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授)
    野間敏克(同志社大学政策学部教授)
    植田和弘(京都大学経済学部教授)

    コーディネーター 堀岡治男(経済知力フォーラム専務理事)

    「くらしと環境」

    2008年11月27日(木) 植田和弘・京都大学経済学部教授

     11月27日(木)の4限目(10:50-11:40)と5限目(11:50-12:40)は「私たちのくらしと環境」。
    講師は、京都大学経済学部教授の植田和弘先生。
     まず、私たちの身の回りにあるモノはすべて、「生産されて、消費され、廃棄される」が、私たちはモノを選ぶ時には価格や品質は見るけれども、それが廃棄される場面まではなかなか考えが及ばないことを、ボールペンを例にして説明。
     そして、環境に関する情報や知識の重要性や、環境の価値を価格に反省さえることも重要だと解説。

     後半は、環境問題。地球温暖化で海面上昇が起こり、ツバルのように国土がなくなってしまう島嶼国があること、また現在、日本(人口1億2000万人)には約7900万台の車があるが、仮に中国が日本と同じ割合で車を保有するとすれば8億台となり、これは現在の世界の車の総台数(8億台)と等しいと紹介。だからこそ先進諸国は温室効果ガスを大幅削減し、途上国はこれ以上増やさないようにすることが必要であると解説。
     生徒の感想は、「(どちらのボールペンを選ぶかという先生の質問に対して)環境に良いほうを選んだのは、やはり総合学習で小学校の時から環境について自分たちで調べたり発表したり、よく学んできたからなのかなと思いました。」「きょうから、素材の良いモノを選び、地球の力になれるようになりたいと思った」「『暮らしを豊かにしながら環境を守る』というのは本当に難しいことだと知った。」


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