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    京都市立西京高校付属中学「特別授業」

     10月後半から11月後半にかけて、京都市立西京高校付属中学で「特別授業」が行なわれた。
     10月23日、25日、27日は、昨年の「特別授業」で「経済のしくみ」を学んでいる3年生が対象。
    「グローバリゼーションと経済」を大テーマにして、A組は「金融危機」、B組は「中国経済」、
    C組は「地球温暖化問題」について勉強した。
     11月11日、19日、26日、27日は、2年生を対象に、全員が「イントロダクション」を学んだあと、
    B組が「仕事」、C組が「金融」、A組が「環境」についてそれぞれ勉強した。

    テーマ
    講師
    地主敏樹(神戸大学経済学部教授)
    内藤登世一(京都学園大学経済学部教授)
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)
    大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授)
    野間敏克(同志社大学政策学部教授)
    植田和弘(京都大学経済学部教授)

    コーディネーター 堀岡治男(経済知力フォーラム専務理事)

    「私たちのくらしと経済」

    2008年11月11日(火) 篠原総一・同志社大学経済学部教授

     11月11日(火)の4限目(10:50-11:40)と5限目(11:50-12:40)は、2年生全員を対象にした「私たちのくらしと経済」。
     講師は、同志社大学経済学部教授の篠原総一先生。
     授業で篠原先生は、「公民」の授業をまだ受けていない2年生に向けたイントロダクションとして、「経済」は毎日の生活と密接につながっているものこと、経済の基本は「労働」「所得」「消費」であること、豊かな社会をつくるためには「分業」と「交換」が必要であること、そして日本は豊かな社会であることを説明した。
     まず、シャーペンやTシャツを例にとって経済が身近なものであることを説明する。そして、所得で見た豊かさを見るために、世界銀行の統計データを使い、日本はドル換算の名目GDP(国内総生産)で見ると世界第2位であることを示す。
     さらに、日本の県民所得データでみると、東京都のGDPは世界の国々の11番目、大阪は21番目、京都は32番目に当たる、だから「日本はかなり豊かだ」と指摘した。

     次に、労働・所得・消費と分業・交換から成り立つ生産の仕組みと経済の仕組みについて図で解説し、生産と経済の仕組みがうまくいけば「豊かな社会」を実現できると説明した。
     そして最後に、最低賃金法を例にとって、経済や社会の仕組みをうまく働かせるための答えは一つではないことを付け加えた。
     生徒の感想は、「“経済”って知らないうちに関わっているし、身近でおもしろいものだなと、経済に興味がわいてきた。」「将来、自分の仕事に責任をもち、自分も経済を動かしていく一人になっていきたい。」


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