京田辺市立大住中学校
「経済知力フォーラム」の平成 19 年度プロジェクトの第3弾として、昨年度と同様、京田辺市・京田辺市教育委員会・同志社大学連携推進事業(特別授業「暮らしと経済」全3回)が、京田辺市立大住中学校で行なわれました。(2008.1.29-2.5)
テーマ |
講師 |
|---|---|
| 篠原総一(同志社大学経済学部教授) | |
| 浦坂純子(同志社大学社会学部准教授) | |
| 新関三希代(同志社大学経済学部教授) | |
| 王 暁輝(同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程) |
コーディネーター 堀岡治男(経済知力フォーラム専務理事)
「くらしとお金」
2008年02月05日(火) 新関三希代・同志社大学経済学部教授
第3回目の特別授業が平成 20 年2月5 日(火)の午後( 5 、 6 時間目)に行なわれました。 テーマは、「くらしとおカネ」、サブタイトルは「株式ってなに?」。 講師は同志社大学経済学部教授の新関三希代先生。
授業に先立って、「優秀賞」の表彰式が行なわれました。 第1回目の授業「くらしと経済」の感想文・質問の優秀者(各組2人ずつ計10人)の名前が読み上げられると、 会場からは大きなどよめきが起きましたが、優秀者たちは新関先生から手渡される優秀賞(「篠原賞」)を、少し恥ずかしげに、 しかし誇らしげに受け取りました。
授業では、新関先生が、おカネ(資金)の流れを説明した後、株式の仕組みや、株価が上がると 株主や会社が儲かること、株はなぜ上がるのかなどをパワーポイントを使ってわかりやすく解説しました。
これまでと同様、 6 時間目は各教室に戻り、中学生と大学生・院生との交流会。株という 生活実感とは直接結びつかない問題がテーマだったため、今回の講義の内容は難しかったという感想もきかれました。 そこで、教室では株価がどのように決まるのかをわかりやすく示すために、ケインズの美人投票についてゲーム形式で 説明を行ないました。
まず、5人(組)のアイドルの名前を挙げ、生徒には目をつむってもらい、 自分が好きなアイドルに手を上げてもらい、次いで、クラスメイトの多くが好きだと思うアイドルに 手を挙げてもらいました。結果は、2回の投票に違いが出て、生徒たちは意外だという印象を持ったようでした。 そこで、現実の株価も同じように、各個人の評価というよりは他の人たちがどのように考えているかという点が反映されると説明。 生徒たちには、経済の難しさとともに面白さを、少しは感じ取ってくれたように思いました。
株式という、中学生にとってはそれほど親しみのないことであっても、
身近な例に結び付けて考えると興味をもってもらえることを実感でき、経済を学ぶ者としてとても良い経験ができたと思います。
(上ノ山賢一 同志社大学大学院経済学研究科博士課程)
(3/4)
