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    京都市立西京高校附属西京中学校

    京都市立西京中学で2005年、2006 年に続き、今年も中学2年生3クラス全員を対象に「特別授業」が
    行なわれました。(2007.10.17-11.01)

    テーマ
    講師
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)
    竹中平蔵(慶應義塾大学教授)
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)
    植田和弘(京都大学教授)
    地主敏樹(神戸大学教授)
    大竹文雄(大阪大学教授)
    跡田直澄(慶應義塾大学教授)
    林  敏彦(放送大学教授)

    コーディネーター 堀岡治男(経済知力フォーラム専務理事)

    「くらしと政府」

    2007年10 月 30 日(火) 跡田直澄先生・慶應義塾大学教授

    10 月 30 日(火)の5・6時限目に、2年 B 組で、 跡田直澄 先生 (慶應義塾大学)の「特別授業: くらしと政府 」が行なわれました。

    まず跡田先生は、「政府」とはどういうものかを簡単に説明した後、政府がどのような仕事をしているのかを、下水道事業や道路などをつくる公共事業を例にとって解説。そして、政府は、「市場がない」公共的な仕事を行うだけではなく、「市場がある」分野では監視(モニター)するという役割があり、さらに郵政民営化のように「市場をつくる」ことも政府の仕事だと説明。

    続いて、政府は社会保障に 21 兆円、公共事業に7兆円、教育に5兆円使っているなど、総額 83 兆円の一般歳出についての解説がありましたが、金額が大きすぎることもあってか、生徒たちはもう一つ実感がわかない様子。

    後半は、歳入について。跡田先生は、所得税や消費税などによる収入は 58 兆円しかないこと、その差額を埋め合わせているのが国債という借金( 25 兆円)で、発行残高は地方分を合わせると 770 兆円に及んでいることを紹介した後、「みなさんが 1000 円の小遣いしかもらっていないのに 1600 円使っているのと同じ」と説明し、「ではどうしたらいい?」と質問。「小遣いを増やしてもらう」という答えに対しては、「それは増税に賛成することと同じ」と解説。生徒たちも日本の財政の現実を身近な問題として理解できたようでした。


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