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    京都市立西京高校附属西京中学校 (2006.11.30-07.2.22)

    京都市立西京高校附属西京中学校で特別授業(全6回)が行なわれました。

    テーマ
    講師
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)
    大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授)
    西村 理(同志社大学経済学部教授)
    地主敏樹(神戸大学教授)
    植田和弘(京都大学経済学部教授)
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)

    コーディネーター 藤原あゆみ(経済知力フォーラム会員)

    「くらしと環境」

    2007年2月8日(木) 植田和弘・京都大学経済学部教授

    第5回目の特別授業「環境と経済を考える」
    2月8日(木)午後、京都市立西京中学での第5回目の「特別授業」が行なわれました。講師は京都大学経済学部教授の植田和弘先生、テーマは「くらしと環境」。

    「環境税って知っていますか?」
    植田先生のこんな問いかけではじまった今回の授業の目的は、経済と環境の関わりを学ぶことにあります。
    人間が行なう経済活動にともなって、環境汚染物質が必ずでます。その結果としてさまざまな環境汚染問題が発生していますが、植田先生は、地球温暖化を例にあげて地球環境問題の現状を紹介しました。
    地球温暖化の原因となる物質をもっとも多く排出しているのはアメリカ(世界の4分の1)で、次いで中国、ロシア、日本の順。一方、南太平洋上に浮かぶ9つの珊瑚島からなるツバルは、温暖化の結果としての海面上昇で島が海中に没してしまう危機に面しています。しかも、その危機に対しての対策をとることがきわめて難しいといういうことです。
    さて、前半の授業を真剣なまなざしで聞いていた生徒たちは、後半の質問タイムになると、待ってましたとばかり積極的に質問の手をあげました。
    「ツバルのような国のために日本やアメリカは何ができますか?」
    「海面が上昇すると、京都も沈んでしまうのでしょうか?」
    「南極、北極の氷が全部溶けたらどうなるのでしょうか?」
    「環境政策によって儲かるビジネスなどはでてきますか?どんなところが儲かったり、損をしたりするのでしょうか?」
    「汚染物質を地下に埋めるという新聞の記事を読みました。それはいいことですか?」
    植田先生は、それぞれの質問にていねいに答えるとともに、日本企業が投資して中国の環境問題に取り組むというClean Development Mechanismも紹介していました。
    少し難しい経済用語なども使われていましたが、ある生徒の質問にあったように、今回の授業は、
    「地球に住む1人として、環境問題に取り組むために、自分にはなにができるのか」を考えるよいきっかけになったようです。(藤原あゆみ)


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