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    京都市立西京高校附属西京中学校 (2006.11.30-07.2.22)

    京都市立西京高校附属西京中学校で特別授業(全6回)が行なわれました.

    テーマ
    講師
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)
    大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授)
    西村 理(同志社大学経済学部教授)
    地主敏樹(神戸大学教授)
    植田和弘(京都大学経済学部教授)
    篠原総一(同志社大学経済学部教授)

    コーディネーター 藤原あゆみ(経済知力フォーラム会員)

    「くらしと金融」

    2007年2月1日(木) 地主敏樹・神戸大学教授

    2月1日(木)、第4回目の特別授業が行なわれました。テーマは「くらしと金融」、講師は神戸大学教授の地主敏樹先生です。
    冒頭、スクリーンに見慣れないお札が映し出されました。ラオスのお札で、通貨単位は「キップ」です。東南アジアのタイの東隣に位置する国で、人口約600万人、1人当たりGDPは500ドルに満たないラオスでは、通貨として米ドルやタイ・バーツも通用しています。それは、日本国内で円とともに米ドルや中国の人民元が通用するようなものですが、授業では、どうすればラオス・キップだけが通用する経済になるのかを考えました。


    次に、2005年にノーベル平和賞を受賞したバングラデシュのユヌス教授のグラミン銀行についての話がありました。グラミン銀行は、普通の銀行は融資しないような貧しい人々を対象に少額の融資を行って起業化をサポートし、多くの人々を貧困から救っている銀行で、お金を借りた100人のうち98人は完済するということです。人々を助けることを目的とする銀行もあるという話に生徒たちも納得の表情です。
    授業はさらに、起業とはどういうことか、金融市場では売買されるリスクの話、天候が悪ければ約束した金額を保険会社から受け取ることができるという天候オプションの話など盛りだくさん。語り口はわかりやすいけれど、大学での本格的な講義のような内容で、緊張感のあふれる地主先生の授業を、生徒たちは熱心に聞きいっていました。
    休憩をはさんでの質問タイムでは、「市場ってなんですか?」「リスクを引き受けるってどういう意味ですか?」、「バブルとはどんな時代ですか?」など、たくさんの質問が飛び出しました。(藤原あゆみ)


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