京都市立西京高校附属西京中学校 (2006.11.30-07.2.22)
京都市立西京高校附属西京中学校で特別授業(全6回)が行なわれました。
テーマ |
講師 |
|---|---|
| 篠原総一(同志社大学経済学部教授) | |
| 大竹文雄(大阪大学社会経済研究所教授) | |
| 西村 理(同志社大学経済学部教授) | |
| 地主敏樹(神戸大学教授) | |
| 植田和弘(京都大学経済学部教授) | |
| 篠原総一(同志社大学経済学部教授) |
コーディネーター 藤原あゆみ(経済知力フォーラム会員)
「くらしと会社」
2007年2月1日(木) 篠原総一・同志社大学教授
京都市立西京高等学校付属中学校で2月1日、第3回目の「特別授業」が行なわれました。
テーマは「暮らしと会社」、講師は同志社大学教授の西村理先生。
授業の冒頭に西村先生は生徒たちにこう語りかけました。
「『聞く』のではなく『聴く』こと、『見る』のではなく『観る』こと。」
そして、世界の優良企業50社を紹介した『ニューズウィーク』誌の記事を紹介して、生徒たちに質問――「日本企業ではどの会社がはいっていると思う?」
「トヨタ」と答える生徒。
しかし、残念ながら「はずれ」でした。西村先生はホワイトボードを使って「優良企業」の条件を説明し、日本企業では、花王が22位でトップ、次いでキヤノンが24位、さらに大日本印刷や商船三井が続くと紹介しました。
予想外だという表情を見せる生徒たちに、西村先生は次のように説明。
「企業の評価は、会社がどのくらい儲かっているかという財務面だけではなく、環境問題への取り組みや従業員の労働環境を含めたCSR(企業の社会的責任)なども考慮されて総合的に判断される。とかく元気な企業だけがマスコミに登場しがちだが違った物差しで見ると新しい事実が見えてくる。」
その後、「米国型経営と日本型経営」、「株式会社とは何か」、「企業買収とは」、「年功序列賃金とは」などなど、大学生向けの企業論かと思われるほど中身のたっぷり詰まった授業でしたが、生徒たちは熱心にノートを取りながら授業に聞き入っていました。
西村先生からの最後のメッセージは、「金持ちではなく、人持ちになれ」ということ。生徒たちの感想文には、「今自分が勉強している意味がわかった」とか「感動した」といった意見が多く書かれていました。(藤原あゆみ)
(3/6)
